ベトナムからのインターン生インタビュー
1、現在の仕事内容について教えてください
①ベトナムの大学のリストを作成し、コンタクトをとり、ニーズを聞き、アポイントの調整をします。
アポイントの際は同席して通訳をします。またベトナム語でコンタクトした内容を日本語に翻訳し、社長から指示をもらって、ベトナム語に翻訳して伝えます。
②SNSに求人票をベトナム語に翻訳して、投稿し、問合せに対してやり取りをして面談を設定します。
ベトナム人候補者との面談に同席して、通訳をします。
投稿したSNSはリストも作成しました。
③ホームページの翻訳もします。
④ベトナム講座を週に1回行い、ベトナムの文化やベトナム語を共有しました。
⑤ベトナム人が日本に初めて来た時に困らないように、生活に関するマニュアルを作りました。
⑥ベトナムの大学生が日本語を学ぶモチベーションを挙げるための資料を作成しました。
⑦会社の資料をベトナム語に翻訳しました。
⑧企業への訪問の時や、セミナーの時に、日本に来た理由や学んだことを共有しました。
2、日本で働こうと思ったきっかけや、来日までに準備したことを教えてください
もともと日本に興味をもったきっかけは、子供のころから好きだった漫画とアニメです。字幕なしで理解したいと思って日本語を勉強しようと思いました。
日本で働こうと思ったきっかけは、
一つ目は、日本語や日本の文化を大学で学び、勉強したことをいかしたいと思ったからです。
学んだことが本当にあっているのか知りたかったし、もっと日本の文化を深く知りたかったからです。
二つ目は、日本の文化を知ることでベトナムに帰った後も、日本との懸け橋になりたいと思ったからです。
三つ目は、給料がいいからです。日本での経験がある方の方が、無い方より給料が高いです。
来日までに準備したことは、
ビザの準備と大学の先生からの2つの推薦状もらいプログラムの担当者に渡しました。
仕事で必要なビジネスのマナーや尊敬語、謙譲語を再度練習しました。
来日前から会社とのやり取りをして、家の確認やsimカードなどの確認をしました。
インターン前から大学とのアポイントの調整をしました。
3、日本で生活をはじめて困ったこと、おどろいたこと、良(よ)かったことを教えてください
困ったことは電車の乗り方が分からず、困りました。ラッシュアワーの混雑は、勉強して知っていたけど体験したことがなかったので、おどきました。
良かったことは、いろんな場所に旅行に行けたことです。
大阪、奈良、京都、山梨、千葉、さいたま、神奈川、東京と8つの県に行きました。山梨が一番良かったです。日本人の誇りである富士山が見れました。
ちょうど雲があまりなくて綺麗に見えました。
4、実際に日本で働いて学んだことを教えてください
エレベーター、タクシー、会議の時に、上の人が座るところを上座、下の人が座るところを下座ということを学びました。
名刺交換は勉強していましたが、すごく緊張しました。
候補者との面談の仕方、同行して面接に参加して、面接のやり方も勉強できました。
ほうれんそう、も最初よりスムーズにできるようになりました。
翻訳や通訳、IT系や自動車系の専門用語も勉強できました。
5、将来(しょうらい)の夢と、これから日本で働きたい留学生へアドバイスをお願いします。
5、将来(しょうらい)の夢を教えてください
世界中を旅行したいです。
日本の文化や社会に関係のある仕事をしたい。なぜなら自分が好きな仕事ができたら幸せだからです。
良い仕事を見つけ働き、将来的には自分でデザインしたカフェを日本とベトナムに出したいです。
6、これから日本で働きたい留学生へアドバイスをお願いします
一生懸命日本語を勉強してください。
教師の仕事をしていたとき、学生は、「日本語は難しい、やめたい」と言ってきた。
その時よく言っていました。
「皆さんは、日本人についてどう考えますか?ニュース見ましたか?
地震や台風が多い国で、日本人はあきらめますか、あきらめないですね。いつも頑張って強い民族です。そういう民族の言語は簡単と思いますか?
もし日本人のことが分からなければ勉強できない、いつも一心に頑張っていく日本人の言語は必ず難しいです。
逆に、ベトナム語は簡単だと思いますか?難しいですね。
言語は国の精神を表すものです。
ベトナムには昔から戦争がありましたが、みんな諦めず自分の自由・国のために戦っていた
いつも頑張っている民族です。
そいう精神を持っている国の言語は、簡単なわけがありません。」
こういうのは、日本と比べるとあまり違いがないから、理解いただけますと、
日本語の勉強や自分の成長に役に立てようになれるだけでなく、
人生にどんな困難も乗り越えて実行できるようになるはずだと私が信じています。